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白い道

記憶をとどめて

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カラス

Photo

日はもうすぐ落ちそうだ

何を待つのか君は
そろそろねぐらへ帰る頃だね

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雪が降る

初雪が降る

大学2年の大雪の日
小岩から横浜まで来てくれたyoshi君,
今はどうしているかな,元気かな

2

黄昏時の公園の子どもたち

暮れかかった公園に
ボールを蹴る音がする
子ども達の声は
すーっと闇が吸っていく

5

なつかしい風景

Kemuri

遊び疲れて家に帰る途中の
煙のにおいよ

荒れた庭にも

Clow1

荒れた庭にも
春になれば
レンギョウの黄色い花は咲き
やがて桜の花も咲くだろう

Matu

久しぶりに
松林の中にいると

穏やかな午後の光


ふと風も吹いて
さらさらと音がする

あの角から

Fukiei1

いつもの昼の
誰もいない通り

6メートル走って
振り返ってみても
誰もいない通り

水の温もり

Photo_6

枯れ草のふんわりした感触も優しく
ちろちろと小さな音をたてて
水が流れている
春はまだまだ先でも
水の温もりを感じるような
2月の午後の

なつかしい木陰

Photo_5

そこのやさしい木陰
なつかしい木陰
ネコが疲れた体を休めるように
わたしも横になり
遠くにカラスの鳴き声を
近くでははらはらと風の音を聞き
死んだように眠ろう

パンパスのある家

3s

医者じいの家の裏道を歩いて
少し坂を上ると左側に小さな家があった
いつもは空き家で 一度豆腐屋が店を開いた
朝鮮人の若い男が1人で働いていて
大きな黒いベルトが天井からの伸びて回っていた

じきに男はいなくなり
横庭のパンパスが午後の日差しに
揺れている

ある日トラホームに罹り
学校の帰りに医者じいに目を洗ってもらった
病室の窓から
パンパスの穂先が見える

いりぐち

Photo_3

ふと振り返ると
まるで光があふれる
至福の世界から出て来たような
そんな気がして

土壁の廃屋

Photo

2階の窓がふと開いて
下の姉が大声で話しかけてくる
土壁も懐かしく
右の木陰から猫が走り寄ってくる

縁側には洗濯物が取り込んであって
これから母と二人の姉が喋りながらたたんでいく

私は何をしているだろう
砂遊び? ハーモニカ?

誰もどこへも行かず
私もどこへも行かない

目の裏側の風景だ

木々の間から

Sky20

風もなく 穏やかな 冬の山から 
そっと声を出して 歌ってみる

16の頃か 靴ひもを結ぼうとして
黒いセーターの袖口がほころびているのを知った
悲しかったなぁ とても

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