記憶をとどめて
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日はもうすぐ落ちそうだ何を待つのか君はそろそろねぐらへ帰る頃だね
初雪が降る大学2年の大雪の日小岩から横浜まで来てくれたyoshi君,今はどうしているかな,元気かな
暮れかかった公園にボールを蹴る音がする子ども達の声はすーっと闇が吸っていく
遊び疲れて家に帰る途中の煙のにおいよ
荒れた庭にも春になればレンギョウの黄色い花は咲きやがて桜の花も咲くだろう
久しぶりに松林の中にいると穏やかな午後の光ふと風も吹いてさらさらと音がする
いつもの昼の誰もいない通り6メートル走って振り返ってみても誰もいない通り
枯れ草のふんわりした感触も優しくちろちろと小さな音をたてて水が流れている春はまだまだ先でも水の温もりを感じるような2月の午後の
そこのやさしい木陰なつかしい木陰ネコが疲れた体を休めるようにわたしも横になり遠くにカラスの鳴き声を近くでははらはらと風の音を聞き死んだように眠ろう
医者じいの家の裏道を歩いて少し坂を上ると左側に小さな家があったいつもは空き家で 一度豆腐屋が店を開いた朝鮮人の若い男が1人で働いていて大きな黒いベルトが天井からの伸びて回っていたじきに男はいなくなり横庭のパンパスが午後の日差しに揺れている
ある日トラホームに罹り学校の帰りに医者じいに目を洗ってもらった病室の窓からパンパスの穂先が見える
ふと振り返るとまるで光があふれる至福の世界から出て来たようなそんな気がして
2階の窓がふと開いて下の姉が大声で話しかけてくる土壁も懐かしく右の木陰から猫が走り寄ってくる
縁側には洗濯物が取り込んであってこれから母と二人の姉が喋りながらたたんでいく私は何をしているだろう砂遊び? ハーモニカ?
誰もどこへも行かず私もどこへも行かない目の裏側の風景だ
風もなく 穏やかな 冬の山から そっと声を出して 歌ってみる16の頃か 靴ひもを結ぼうとして黒いセーターの袖口がほころびているのを知った悲しかったなぁ とても
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